衛生安全国際会議が18日、ローマで閉幕しました。採択された「ローマ宣言」は、鳥インフルエンザの人への感染を防ぐため、鳥インフルエンザ感染阻止活動で協力を強化するよう各国に呼び掛けました。
この会議には、アメリカ、イギリス、イタリアなどG7の国及びメキシコの衛生相らが出席し、引き続きWHO・世界保健機関と協力して、鳥インフルエンザ感染防止で必要な措置を取り、突発した流行性病気への対応能力を高めていくことで意見が一致しました。
参加者は、また、「世界の公共衛生安全を確保するため、ワクチンと抗ウイルス薬物センターを設立する必要がある。各国は、鳥インフルエンザの早期発見の監視体制の確立と情報開示を更に重視すべきだ」と指摘しました。
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