中国は9日、北方の都市大連で初めて、林業による重大な外来有害生物災害に対する応急措置を演習しました。
演習では大連で有害生物の災害が発生したと仮定し、国家林業局が素早く応急予備警戒システムを稼働し、各部署がそれぞれ対応するという原則に基づいて、研究・配置を行い、指令を下し、資金や物資面でも足並みをあわせて、大連市が措置を講じて災害を撲滅するというやり方を確認しました。
報道によりますと、ここ数年、国際貿易や国内での経済活動が頻繁になるにつれて、物資や人の流れとその範囲が絶えず拡大し、外来林業有害生物の侵入も増えています。現在、全国ほとんど全ての生態システムの中で、外来有害生物の災害が発生し、中国林業の発展を妨げる主な障害となっており、毎年林業有害生物によってもたらされる損失は880億元に達しているとのことです。
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