中国の高強衛生相は25日、カナダの首都オタワで、「現在、中国5つの省の一部地区では、渡り鳥による鳥インフルエンザが発見されたものの、人間の感染例が発見されていない」と語りました。
これは高強衛生相が当日の「国際インフルエンザ予防閣僚級会議」が閉幕した後に行われた記者会見で述べたものです。高強衛生相は更に、「中国政府の講じた7つの対応措置により、鳥インフルエンザによる大きな感染脅威は現れない」と述べました。
「国際インフルエンザ閣僚級会議」について、高強衛生相は「各方面が情報、技術、資金などにおける協力を強化し、国連やWHO・世界保健機関、地域機構の役割を果たし、先進国と発展途上国が情報、技術、資金での協力を強化していくことを中国は主張している」と表明しました。(10/26)
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