国連のアナン事務総長は26日、レバノン情勢についての報告を安保理に提出し、安保理第1559号決議に基づいて、レバノンの主権、独立と領土保全を全面的に回復するため、武装解除などの問題について引き続き対話をおこなうようレバノン政府と国内の各派民兵組織に呼びかけました。
アナン事務総長はこの報告で、「これまでの6ヶ月間に、関連各側は安保理第1559号決議を実施で著しい進展を収めた。しかし、国内のレバノンとパレスチナの民兵組織の武装解除、それにレバノン政府による全国でのより効果的な抑制実現では、これまでいかなる実際的な成果もなかった」と指摘しました。
|