ポルトガルを訪れた国連のアナン事務総長は12日リスボンで、「9月のニューヨークで開かれた国連サミットは国連改革で果たした役割に満足の意を表した。国連はこれからも改革深化のため引き続き努力ていく」との姿勢を表明しました。

　これは、アナン事務総長がポルトガルのドアマラル外相と会談した後述べたものですが、アナン総長はその際、「世界的なチャレンジに応対するために国連が講じた措置に国連サミットは満足の意を表しており、サミットが収めた成果は国連の役割強化にとっては良好な基盤となった。残された任期内に、私は国連改革に尽力すると共に、積極的な斡旋を通じて、未解決であるいくつかの問題について合意に達するため努力していく」と述べました。