中国共産党中央政治局の羅干常務委員は20日、北京で「麻薬取締りは中国人民の根本的な利益に符合し、中国政府の崇高な責任でもある」と表明しました。
これは、羅干常務委員が第2回ASEAN(東南アジア諸国連合)と中国麻薬取締り協力国際会議の代表と会見した際、述べたものです。羅干常務委員は、また「麻薬は世界中の大きな公害である。麻薬取締りは国際社会の一刻も猶予できない責任である。今回の会議は重要な会議で、これを通じて、中国とASEAN諸国との麻薬取締りでの協力を推し進めることができると信じている」と語りました。
近年来、中国とASEAN諸国は麻薬取締りの面で効果のある協力をしています。双方は、情報交換と共同捜査で協力すると同時に、中国政府はミャンマー、ラオスなどの国の麻薬栽培面積削減の力になっています。
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