中国国家麻薬取締り委員会が26日明らかにしたところによりますと、今年に入ってから、中国は、全国民が参加する麻薬取締り活動を行い、初歩的な成果を収めました。1月から4月までの4ヵ月間に、全国で押収した麻薬やその犯罪事件は2万4000件に上ったということです。
国家麻薬取締り委員会の責任者楊鳳瑞氏は、「現在、中国の各級麻薬取締り部門は、広範な民衆を動員して、麻薬取締りに積極的に参加させている。今年はじめの4ヵ月間に、全国で拘束された麻薬使用容疑者は2万人近くとなり、押収されたヘロインは3.8トンに達した。現在、中国が直面している麻薬取締りの情況は依然としてきわめて深刻である。今後、関係部門は引き続き全国民が参加する麻薬取締り活動をより深く展開することになる」と述べました。
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