中国公安省が18日に明らかにしたところによりますと、中国雲南省の公安当局は、ミャンマー、ラオス、タイの警察と一年間近く協力を行なって、非常に規模の大きい多国間麻薬密輸事件を摘発しました。

　伝えられるところによりますと、4ヶ国の警察は協力して、4ヶ国の国境地域で長期にわたって麻薬密輸をしていた中国人韓永万容疑者を初めとするグループを摘発し、麻薬密輸ネットを取り壊しました。今回合わせて容疑者70人を逮捕し、麻薬720キログラムを押収しました。

　中国公安省の関係者によりますと、この事件の摘発を通じて、多国間麻薬密輸取締り面で中国とASEANとの活動能力が示されているということです。