アメリカ系中国台湾人王瑞豊、林珠江夫妻が寄贈して作られたあずまや、「望郷亭」の落成式は今日午前、北京西北部にある百望山森林公園で行われました。
前世紀の60、70年代、王瑞豊、林珠江夫妻はそれぞれ、中国農業大学と北京放送で働いており、当時はここはまだ木も緑もない禿山の岩山でしたが、この山に登り頂上で東南の方向を眺めては、故郷の台湾に思いを馳せたものでした。その後、二人はアメリカに移住し、異国で三十年近く暮らしていましたが、台湾出身の中国人として、祖国は早期に統一し、台湾が一日も早く祖国に帰るよう期待している心は変わりはありません。今度、この夫妻は思い出の場所で中国古式の建築様式による「亭」を寄贈し「望郷亭」と名づけたのは故郷の台湾を眺め、台湾は永遠に祖国の切り離すことができない一部だという多くの台湾同胞の気持ちを表すためです。
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