中国の科学者たちが、土壌や水域にある重金属汚染の処理でバイオ技術を生かした遺伝子組み換え植物の研究に成功したことが分かりました。
これは9日、北京で行われる国際会議で明になったものです。北京大学生命科学院によって開発した遺伝子組み換えタバコと藻は、それぞれ土壌や水域にある錫、水銀などを含めた重金属を吸い取る上、排除することができます。このため、都市部の工業汚水、鉱業汚水、電気メッキなどの汚染の処理に生かすことができます。このほか、これら遺伝子組み換え植物は、街頭を飾ると同時に、環境の再度の汚染も防ぐことができます。この成果はすでに実験室段階における作業が終わり、早いうちに実用化されるとのことです。
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