香港メディアの報道によると、経済調査機関「エコノミスト　インテリジェンス　ユニット（EIU）」はこのほど、世界127都市の住みやすさの番付を発表した。評価内容は治安、医療サービス、文化環境、教育、インフラの5大分野の40項目。生活の不便さをポイント化する減点法で評価するため、ポイントが低いほど評価が高い。最高は0ポイント、最低は100ポイントとなる。

　調査の結果、住みやすい都市の大半が欧州、北アメリカ、オセアニアに集中していることが分かった。番付の1位はバンクーバー（カナダ）で、わずか1ポイント。パーフェクトを逃したのは、個人向けの防犯の面でやや不安があるとされたためだ。2位には、メルボルン（オーストラリア）、ウィーン（オーストリア）、ジュネーブ（スイス）が並んだ。

　上位20都市入りしたアジアの都市は東京、大阪のみ。中国の主要都市は、香港が41位、台北は62位、上海北京天津はいずれも70位だった。

「人民網日本語版」