日本共産党は10日、党本部で第4回中央委員会総会を開き、衆院選を「善戦」と総括した志位和夫委員長の「幹部会報告」を採択しました。また、来年1月11日から4日間の日程で第24回党大会を開くことを決めたとのことです。
日本共産党は、二大政党化が進んだ2003年の衆院選、04年の参院選で大きく議席を減らし「悔しい後退を余儀なくされた」が、今回は解散時の9議席を維持しました。
志位氏は幹部会報告で選挙結果について「小泉突風に正面から対抗し、自力で風を起こし積み げたものだ。『善戦・健闘』という結果を全党の深い確信としたい」と評価しました。
今回の衆院選で必ずしも300小選挙区すべてでの候補者擁立にこだわらない姿勢で臨んだことに関しては「小選挙区の候補者が立てられなくても戦い方によっては比例(代表)での前進が可能」などとして引き続きこの方針を堅持、約40万人の党員を来年1月までに5万人増やすなど党勢拡大に努めることも確認しました。
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