EU・欧州連合の議長国イギリスのブレア首相は6日、中国訪問を終えるに当たって、二日間にわたる中国訪問は実り豊かなものであったと語りました。
ブレア首相は北京を離れる前、中国国際放送局記者に、「EUと中国双方は、繊維製品での貿易摩擦を成功裏に解決したが、これは双方の関係のレベルアップに重要な意義がある。私の言いたいことは、どのような困難が発生しようとも、双方の協力がより密接になるという方向ははっきりしているということだ。繊維製品貿易摩擦について双方は協議に達したが、これは共同の努力を通じて、問題を解決していくというEUと中国との決意を示している」と述べました。
ブレア首相はまた、「温家宝首相との会談で、EUと中国との関係という大局にたち、相互理解と互恵という原則を踏まえて問題を処理していくべきだと双方は認識した」と語りました。
中英関係についてブレア首相は、「イギリスと中国は当日、文化、観光、民間航空など分野の協力文書に調印したが、これは両国人民の相互理解を深める上で、積極的意義を持つ」との見解を示しました。
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