ハリケーン「カタリーナ」は29日アメリカ南部に上陸して以来、すでに100人近くのアメリカ人が死亡し、100万人余りの住民が停電の影響を受けています。
ミシシッピ州の政府高官は30日、記者のインタビューに答え、「ハリケーンが洪水を引き起こしたため、ミシシッピ州のメキシコ湾だけで、約100人近くが死亡した」と述べました。
アメリカのブッシュ大統領は29日の声明で、ルイジアンナ州とミシシッピ州及びアラバマ州が最もひどい被災を受けたと発表しました。
統計によりますと、このハリケーンはアメリカに260億ドルの保険の損失をもたらし、史上最大の経済的損害をもたらす災難となるだろうと見られています。
アメリカの気象専門家は「ハリケーン『カタリーナ』はまもなく北に移動し、テネシー州とオハイオ州で竜巻を引き起こす可能性がある」としています。
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