中国外務省の高官劉結一氏は30日北京で、「中国側は、強力な国連が存在することは国際社会の共同の利益に符合すると考えており、中国は広範な国連加盟国と共に、国連サミットが積極的成果を収めるため努力していきたい」と述べました。

これは当日行われた記者会見でのべたもので、劉結一氏はその際、「国連成立60周年サミットが9月の14日から16日にかけてニューヨクの本部で行われ、"成果文書"が発表される。中国の胡錦涛国家主席がこの開幕式に参加し、安保理での首脳会議などで公演を行い、重要な二国間活動にも参加して、国際情勢と重要な問題についての中国の立場を発表し、国際関係の健全な、協調的発展の推進、国連の役割の強化と国連改革などの問題についても具体的主張を述べ、さらに中国と発展途上国との経済協力を推進するための重要な措置などを発表する」と述べました。