イスラエル側は15日午前零時、ガザ地区にある最も大きなユダヤ人入植地へ通る検問所を閉鎖し、ユダヤ人入植地の撤去を始めました。
伝えられるところによりますと、15日から16日にかけ、数千名のイスラエル軍人はガザ地区の全ての入植地に入り、17日午前零時までに退去するよう入植者に促すということです。また、期限を越えてもなお退去しない入植者は、強制的に撤退させられるとのことです。
今回の計画で撤去の対象となるのは、ガザ地区の全入植地21か所及びヨルダン川西岸北部にある入植地4か所です。計画では、撤去が4週間続きますが、イスラエル軍側は、9月4日までにすべての作業を終わりたいということです。
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