日本の小泉純一郎首相は10日夜、日本を訪問中のパキスタンのアジズ首相と会談 し、国際テロ反対での協力と経済支援強化などについて意見交換しました。
報道によりますと、小泉首相は今年4月、パキスタンのムシャラフ大統領との会談で円借款再開を表明し、その第一弾として、チェナブ川かんがい用水路の改造など 164億円に上る円借款の供与についての書簡が昨日、イスラマバードで交換されたとのことです。
テロ反対について、アジズ首相は「テロは世界全体の脅威で、屈せずに戦い続けければならない」との姿勢を表明しました。小泉首相も「リーダーシップを持って取り組む姿勢を学びたい」と述べました。
なお、アジズ首相は8日東京を訪れたもので、今日日本での訪問を終え、中国の香港特別行政区へ赴くとのことです。
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