スーダンのバシル大統領は3日、政府と元反政府勢力のスーダン人民解放軍が合同委員会を設置し、第1副大統領でスーダン人民解放軍の前司令官であるガラン氏のヘリコプター墜落死の原因を究明する命令を出しました。
バシル大統領はテレビ演説を行い、ガラン第1副大統領の死亡で首都ハルツームなど各地で発生した暴動の早急な収拾を呼びかけました。
国連のアナン事務総長は自制を保つようスーダンの国民に呼び掛け、各派が和平合意の継続履行を約束したことを歓迎し、「副大統領死亡の原因究明でスーダン政府に支援する」と表明しました。(08/04)
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