香港保安局が30日に発表したところによりますと、今年上半期、香港の犯罪件数は去年同期より6.1%減っており、全体の治安情況は改善されています。
殺人や、強盗、詐欺など重大犯罪の件数も去年よりそれぞれ16%から40%まで下がっています。その一方、去年同期より、押収された麻薬の量は大幅に増えているとのことです。
それについて、香港保安局の李少光局長は、「麻薬の押収量の増加は、警察側がこれら麻薬販売案件の調査に力を入れ、いくつかの大きな案件を摘発したからである」としています。李局長は更に、ほとんどの麻薬が香港を経由して第三地へ輸出されることから、香港警察当局は関係国家や地域との情報交換と協力を強化していると述べました。
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