ASEAN・東南アジア諸国連合の第12回地域フォーラムが29日ラオスの首都ビエンチャンで開幕し、25の国の外相と代表が、地域問題と国際問題、及びASEAN地域フォーラムのこれからの発展について討議を行っています。
それによりますと、フォーラム終了後に発表される声明は、テロ取締りと越境犯罪取締りなどでの各国の協力強化、情報の共有と交流の促進を強調し、またASEANは、ニュージーランド、パキスタンと「テロの共同取締りについての宣言」に調印するとしています。
ASEAN地域フォーラムは、アジア太平洋地区の政治と安全保障問題を主に討議する最大のフォーラムで、その外相会議を主な政策決定機構としていますが、これまでにASEANの10の加盟国、ASEANの10の対話パートナー国、及びパプア・ニューギニア、朝鮮、モンゴル、パキスタンと東ティモールなどを含む25の国が参加しています。
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