ラオスの首都ビエンチャンで開かれたASEAN東南アジア諸国連合の外相年次総会に出席したASEANのオン・ケンヨン事務局長は27日、中国の北京放送局とラオステレビ局の共同インタビューに応じて、ASEANの発展問題についての質問に答えました。
オン・ケンヨン事務局長は、ASEANが去年第10回首脳会議を開いて以来の進展に触れた際「去年、ASEAN首脳会議が加盟国の間の格差を縮小することを主旨とする『ビエンチャン行動綱領』を採択して以来、われわれは、いくつかの面で進展を遂げた。去年末、津波が発生した後、ASEANは、災害防止を強化し、自然災害緊急対応メカニズムの確立に着手している」と述べました。
オン・ケンヨン事務局長はまた、ASEANの将来の発展が主に二つの問題に直面していると述べ、更に「その第一は、われわれが充分な協調を行い、この協調メカニズムの有効性を確保しなければならないことである。第二の問題は、充分な資金と資源を持たなければならないことである。ASEAN外相会議に参加した外相は、『ビエンチャン行動綱領』を実施するため、『ASEAN発展基金設立に関する協定』に調印した」と述べました。
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