中国商務省の崇泉スポークスマンは22日北京で「アメリカが中国製ウールズボンに対しセーフガードを実施することに中国政府は断固反対する」と表明しました。
崇泉スポークスマンはその際「アメリカ政府は中国の7種類の繊維製品に対しセーフガードを実施した後、充分な根拠がないまま、また中国のウールズボンにセーフガードを実施しようとしている。これはWTOの貿易の自由化の基本精神に背くものであり、中国政府はWTOの枠組み内で更なる措置を講じる権利を保留する」と述べました。
崇泉スポークスマンはまた「アメリカは世界の繊維製品の一体化の権益を享受する中国を尊重するべきだ。中国とアメリカは、双方の経済協力と貿易関係の大局に立って、話し合いと協力を通じて問題を解決するべきであり、一方的に制限を設けて中米双方の貿易関係に深刻な損害を与えてはならない」と述べました。
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