WTO・世界貿易機関が15日に行った貨物貿易理事会会議で、中国代表団はトルコ代表団が配った繊維品貿易の自由化を阻止する文書に反論しました。
6月末、トルコはWTO加盟国に配った文書で、「今年の初め、世界繊維品貿易割当額がなくなった後、中国の繊維品の輸出が大幅に増えている。これは多くの発展途上国の生産した繊維品が伝統的な輸出市場に追い出されるリスクがある」述べました。
これに対して、中国貿易関係の高官はこの会議で、「困難な構造転換を経て、中国の繊維品輸出入額が共に増えている。現在、中国は世界で第3の繊維品輸入国である。また、アフリカ25の最貧国の中国への繊維品に関税をかけていない」と反論しました。
インド、パキスタン、コスタリカ、チリ及び中国香港などのWTOメンバーはこの会議で発言し、中国の立場を支持しました。
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