イギリスの捜査当局は22日引き続き、21日にロンドンで発生したテロ爆発事件の容疑者への捜査を本格化しています。
当局は22日午後、監視カメラが捕らえた4人の男を実行犯と判断した写真を公開し、情報の提供を関係者に要求しました。
またロンドン警察当局は22日午前、「警察側はロンドン南部の駅で容疑者と見られる男一人を射殺した」と発表しました。
同じく22日、アルカイダと関係があるとされる『アブハフス・アルマスリ旅団』は、ウェブサイドで21日のロンドンでのテロ爆発事件に対する犯行声明を出しました。
ロンドンでのテロ爆発事件発生後、フランスのドビルバン首相は22日、「フランスはすべての措置を講じて国民の安全を保障することを決めた」と述べました。
イタリア政府は当日、テロ取締りでの一括措置の実施を採択しました。
アメリカ下院も21日、"9・11"事件発生後に制定された反テロ法である『愛国者法』の実施期限を延長し、恒久化することを決め、テロ容疑者の捜査ではこれまでにない権力を政府に与えるという決定を採択しました。
|