第2次大戦中、8カ国連合軍が中国に侵攻した時、英国人が戦利品として英国に持ち帰った天津市塘沽区大沽の鉄製の鐘が20日、天津に戻った。22日には、第2次大戦の遺跡、大沽口炮台で返還式が盛大に行われた。この鐘は1884年に作られ、かつては大沽口の北砲台に掛けられていた。高さ65センチ、直径58.5センチ、重さ105キロ。鐘には、「風調雨順」(天候が順調だ)、「国泰民安」(国が平和で国民の暮らしも平安だ)などの文字が刻まれている。
「人民網日本語版」