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トーゴの首都ロメで6月末、現地に駐在する中国医療チームが強盗に遭う事件が起きた。チームは駐在予定を繰り上げて7月17日にロメを出発し、帰国の途についた。同国北部のカラ病院に駐在している他の中国医療チームは、現在も同病院に勤務している。帰国したチームを引き継ぐ新チームは、間もなくトーゴに到着する予定。
中国医療チームが強盗に遭ったのは、6月29日午前2時ごろ。身元不明の武装集団が部屋に押し入って略奪した。門番は武装集団による発砲で死亡し、中国人医師2人の金品が奪われた。医療チームのメンバーに負傷はなかった。
トーゴ衛生相は、この事件に対するトーゴ政府の強い関心を寄せた上で、「これは単発の事件だ」との見方を示した。トーゴ衛生相は7月6日、政府を代表して中国医療チームを見舞い、「チームの活動は、トーゴ政府や各界関係者から好評を受けている」と話した。
中国からトーゴへの医療支援には30年の歴史がある。この30年で、中国はトーゴに22人からなる医療チームを15回派遣している。(編集SN)
「人民網日本語版」
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