フィリピンのアルベルト・ロムロ外相は20日、「アメリカが調停役として、フィリピンの政治危機の解決を図っていく」というアメリカのシンクタンクの提案を拒絶しました。
地元メディアの報道では、アメリカのシンクタンク・「ヘリテージ財団」が18日発表した報告書の中で、アメリカ政府は「フィリピンの主権に干渉しない状況の下」、フィリピンの政治危機を終結させていくと提案されています。これに対し、ロムロ外相は「この報告書はヘリテージ財団の観点しか代表せず、アメリカ政府の態度を代表できない。フィリピンは国際社会がその政治情勢に提案や批評を出すことを歓迎するが、他国の内政に干渉する如何なるやり方でもやってはいけないものである」と強調しています。
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