フィリピン国内の各界でアロヨ大統領の辞職を要求する声がますます高まるにともない、フィリピン武装部隊は8日、首都のマニラ市は最高の警戒態勢に入ったと発表しました。この日の夜、アロヨ大統領は、新しい政府を発足させるつもりだと述べました。
8日、フィリピン内閣の24人の閣僚のうち10人が、大統領の指導者としての能力失墜を理由に、辞職すると発表し、アロヨ大統領も直ちに辞職するよう要求しました。
フィリピン武装部隊のエフレン・アブ参謀長官は命令を出し、マニラ周辺に駐屯する部隊の司令部が8日の午前12時から高度警戒の態勢に入るよう要求しました。(07/09)
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