河南省浚県王荘郷の東趙荘村の人たちが、最も誇りとしているのはこの前の縁日に「おいしい水」でお客様たちをもてなすことができたことです。東趙荘村はごく普通の村であったが、地下水が汚染されていたので、長期にわたって多くの塩分やフッ素を含む「塩辛い水」を飲用せざるをえなくなり、遠くから訪ねてきた親戚や友人にきれいな水を飲んでもらうことは人々の長年の願いでした。
2005年4月、地元政府は30万元を調達して深さ140?以上の井戸の掘削に取り組み、6月20日に竣工しました。これによって、村中の800余りの人びとがきれいな水を飲めるようになり、来客をもてなす飲用水にさえ事欠くという気まずい思いをしなくて済むことになりました。
これまでの河南省では、鄭州、開封などを含む9つの地域(市)の545の村が東趙荘村と同じように、きれいな飲用水を飲むことができなかったです。省政府は今年上半期に9210万元の財政補助金を支出し、飲用水安全保障プロジェクトを実施しました。6月28日までに405の井戸が掘られ、7月7日に検収することになっているということです。
近年、河南省の大部分の平原地帯の河川は水質汚染がひどく、地元住民の生活にひびくことになっています。省政府は相次いで2.4億元を投入して、淮河流域と海河流域の汚染のひどい河川両岸の800の村、約120万人の飲用水問題をまず解決することにしているとのことです。
「チャイナネット」
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