チベット自治区人民代表大会常務委員会のレツェ議長はこのほど、ラサで、自治区人民代表大会発足40年来、法律に与えられた各項目の権力を真摯に履行し、地方の国家権力機関として充分に役割を発揮したと述べました。
レツェ議長は、チベットは自治区として、法に基づき、一般の省レベル国家権力機関の立法権を持っているだけでなく、地元の民族経済や民族文化などの実情と特色に基づき、自治条例と単独項目の条例を制定したり、具体的な法律で委譲される権力に基づき、変通規定と補足規定を制定したりすることができると述べています。今年の6月までに、チベット自治区人民代表大会は地方法規、もしくは地方法規的な性質を持つ決議や決定を23件制定しました。これらの法規は政治、経済、文化、教育など各方面に及んでおり、チベットの経済、社会の急速な発展を促す面で、極めて重要な役割を発揮してきました。
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