チベット自治区の関係部門が20日明らかにしたところによりますと、チベットには、38ヶ所の自然保護区があり、その面積は40万平方キロで、自治区の総面積の3割以上を占めています。
チベットの平均海抜は4000メートル以上に達し、独特の生態環境と地理的環境を有していますが、生態環境は非常に脆く、一旦破壊されれば、回復は非常に難しい状態にあるのです。
このような自然の生態環境を保護するため、多くの自然保護区を設置したほか、保護区での人為的活動を厳しく制限しています。
これまでの観測によりますと、ここ数年、チベットの各保護区内の野生動物と植物の種類は著しく増え、一部の長年見つからなかった珍しい動物もまた戻ってきています。
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