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安徽省池州市で26日午後、大勢の民衆が派出所を囲んむなどの騒ぎが起きた。
池州市中心部にある翠柏路の野菜市場入り口で、車に乗った運転手ら4人と歩行者が口論となり、運転手ら4人が歩行者を殴るなどして負傷させた。これが周囲の民衆の反感を買った。現地警察が4人を九華路派出所に連行した後、真相を知らない群集が少数の不法分子の扇動を受けて派出所前に集まり、人を殴ったり、破壊・略奪するなどの行為に走った。この結果、複数の武装警察や人民警察らが負傷したほか、自動車4台が壊され、派出所のドアや窓が割られ、付近のスーパーでは商品が強奪されるなどの騒ぎとなった。現場付近は大勢の傍観者に取り囲まれた。
共産党安徽省委員会と省政府は事件を重く見ており、同省の何ビン旭副省長、崔亜東公安庁長が同日夜、事件現場に向かい、同日夜11時すぎに群集を解散させ、事態は収束した。
歩行者を殴打した容疑者は現在、現地公安機関に拘留されている。破壊行為に参加した不法分子もすでに10人が逮捕されている。事件は現在も調査中だ。(編集SN)
(何ビン旭副省長のビンは門がまえに「虫」)
「人民網日本語版」2005年6月30日
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