海信集団公司の周厚健董事長（取締役会長）が26日、カラーテレビ用画像処理チップ「信芯（ハイビュー）」の独自開発に成功したことを北京で発表した。来月初めからは、同チップ搭載の高精細テレビなどの大量生産が5つの生産拠点でスタートする。情報産業部によると、音響・映像製品向け国産チップの産業化が実現するのは、今回が初めて。電子業界の専門家は「テレビ用国産画像処理チップの誕生と応用により、国産テレビ生産開始から続く、海外企業による中核技術独占の時代が完全に終わる」と話す。（編集KS）

　「人民網日本語版」2005年6月27日