OPEC・石油輸出国機構の今の議長であるクウェートのファハドエネルギー相は27日、クウェートで、「高騰している石油価格を抑制するため、まだOPEC加盟国と日産量を50万バレル増やすかどうかについて協議している」と述べました。
ファハドエネルギー相は、「OPEC加盟国は今週中にもこの問題を解決する方法を見出すことができる。また、OPEC加盟国はいずれも、増産の準備を心がけており、OPECは国際原油市場への供給を保証する力を持っている」と述べました。
別の報道によりますと、ニューヨーク商業取引所の原油先物価格は27日、1バレル60ドルを突破し、史上最高を再度記録しました。
当日、ニューヨーク商業取引所の8月の原油先物価格は先週金曜日より1バレル0.7ドル向上し、終値は60.54ドルで、1983年同取引所が開業して以来の最高を記録しました。
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