国際市場の原油供給不足に対する投資家の懸念から、ニューヨークマーカンタイル取引所の8月渡しの原油先物価格が27日、アジアでの取引で史上最高をまたも記録し、一時は1バレル60.47ドルに達し、前日の終値を0.63ドル上回りました。
アメリカの石油精製能力への市場の懸念も、先物価格を高騰させる主な原因となっています。関係者はこれについて、「当面の国際原油価格は1年前より60%以上も高くなったにももかかわらず、強い原油ニーズを抑える役割を果たすことができない」と指摘しています。