カスビ海と地中海とを繋ぐアゼルバイジャンのバクーからグルジアのトビリシを経由して、トルコのジェイハンに達する石油パイプラインのアゼルバイジャン区間のパイプラインに石油を注入する式典が、バクーで行われました。
アゼルバイジャン、カザフスタン、トルコおよびグルジア4ヵ国の大統領がこの式典に出席しました。
アゼルバイジャンのメディアによりますと、アゼルバイジャンのアリエフ大統領はこの式典で、「この石油パイプラインの敷設は地域協力の模範であり、アゼルバイジャンやその隣国に巨大な利益を与えるだろう」と述べました。
この石油パイプラインの全長は約1770キロとなり、設計上の石油輸送量は毎年5000万トン、あるいは毎日100万バーレルで、このパイプラインは今年の第4四半期から供給を始めることになります。
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