第10回アジア石油天然ガス会合が13日マレーシアの首都クアラルンプールで開幕し、この会議に参加する各国の代表は、エネルギー業界の現状と直面するチャレンジを共に討議することになっています。
マレシーアのバダウィー首相は、この開幕式で演説を行い、「アジアの石油純輸入国はこの地域以外からの石油供給への依頼を減少すべきだ。また、アジア各国はエネルギー開発の面で協力を更に緊密化させなければならない」と述べました。
バダウィー首相はこの演説の中で、アジア各国の政府とエネルギー企業は、環境保全の意識を高め、温室ガスの排出の減少を目的とする『京都議定書』で定められた義務をきちんと履行すべきだと促しました。
アジア石油天然ガス会合が1996年から始まり、毎年クアラルンプールで行われています。今回の会合には47ヶ国からの1000人以上の代表が出席し、14日閉幕することになっています。
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