ナイジェリアの首都アブジャで行われているスーダンのダルフール問題についての第四ラウンド交渉に参加しているスーダン政府と反政府武装勢力の代表は11日、エリトリアとチャドを調停人として受け入れるかどうかについて食い違いが生まれたことにより、直接交渉はやむを得ず延期することになりました。
スーダン政府代表団の団長であるアルハリファ農相は記者会見し、「エリトリアを調停人として受け入れることはできない。なぜなら、エリトリアは反政府武装勢力をずっと支持してきたからだ」と述べました。
一方、反政府武装勢力側は「チャドには、調停人としての資格がない」と表明しています。
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