2004年9月、西安市政府は、国内外都市の発展経験を広く綜合した上で、生態管理と都市建設を有機的に結合した、生態型都市新区である西安滻灞生態区を設立しました。一方では河流の綜合管理と流域の生態再建を通して生態環境を改善し、都市の形態を完備することで、都市の綜合受容力を向上させます。もう一方では、インフラ建設を通して、エリアの実際情況に符合する特色産業を発展させ、その他のエリアと差別化した発展を図り、都市の実際情況に符合した、都市の品質向上を実現し、都市の価値を高めます。

　6年以上の発展を経て、エリアの発展・建設は加速し、滻灞生態区は、知名度がある迫力溢れるブランドを形成しました。世界に注目される、ヨーロッパ・アジア経済フォーラムは、二年に一回ここで行われ、モーターボートの国際F1レースは、ここで激しい戦いを演じています。中国西北地方で初めての「国立水生態系統保護と修復実験」と西北地方で最初の「国立湿地公園」の所在地として、滻灞生態区は、都市型生態区の先行者と模範区になるとともに、2011西安世界園芸博覧会の主会場になりました。2008年陝西省と西安市政府が設立した金融商務区は、滻灞生態区にあり、2010年1月に西安市政府は滻灞金融ビジネス区を「西安金融ビジネス区」と名づけました。滻灞生態区は、急速に西部の重要な金融サービスセンターになっていくことでしょう。

　今日の滻灞生態区は、既に西安の最適な住環境と創業環境を持ち、最も活力溢れ、最もファショナブルで、現代、フレッシュ、グリーンの特質を備えるエリアの一つになっています。同時に、産業、住居、生態、文化を一体に集めた、住居にも創業にも相応しい「第三世代の新しい都市」が構築されました。