「光棍節(独身の日)」ネットショッピングが大盛況
若者たちの間で、11月11日は「光棍節」、つまり独身の日と呼ばれています。近年、光棍節は1つのブームとなっており、数多くのメーカーがこの日に便乗して、次々にバーゲンを行っています。特にネットショッピングサイトでは、宣伝手段としての利便性を利用し、この日を狙って値引き・割引の宣伝攻勢をかけています。
大手ネットショッピングサイトの天猫(T-mall)ではこの日、光棍節バーゲンのスタートから1時間10分で取引額が20億元に達しました。天猫のこの日の目標額は「100億元」とされていた事から、1時間あまりでその1/5を達成した事になります。具体的には、スタートから37分間で10億元を突破し、始めの1分間のアクセス数は1000万ヒットを超えたということです。昨年の始めの1分間のアクセス数は、342万ヒットでした。
売り手側は「光棍節」の流れに乗じて利益を上げる事を期待していますが、多くの買い手はこうしたネットショッピングサイトで行われるバーゲンに対し冷静な態度を取っており、ほとんどの買い手が実際のニーズをよく検討した上で商品の購入に至っているようです。
こうした時期的なバーゲンセールについて社会科学院経済研究所の袁鋼明氏は、市場の圧力にさらされている売り手側の積極的な対応措置だとしています。
(日本語訳:中原)
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