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聞き手:王小燕
6月も最後の週になりました。毎月の最終週は中国の各地で活躍している日本の自治体職員に話を聞く、「日本自治体職員在中国!加油」のコーナーです。
今週は滋賀県中国湖南省経済交流駐在員の小久保信義さんにインタビューします。小久保さんは昨年6月から湖南省長沙市での交流駐在を始め、現在は湖南師範大学で語学の勉強をするかたわら、湖南省人民政府の外事弁公室での研修を受けています。
日本最大の湖である琵琶湖を有す滋賀県と中国最大の淡水湖・洞庭湖の所在地である湖南省は姉妹都市関係を締結して今年で30年になります。この間の交流の様子と現状について説明していただきました。湖でつないでいる両省県は、湖同士だからの意外なつながりもあり、新鮮なお話しが多く伺えます。
日本人の長期滞在者が万人単位の上海や北京と違って、長沙にいる日本人の駐在員は百人ほどだと言われています。おりしも、湖南省は先日、中国でもっとも料理の味が辛い省に選ばれました。こんな異国情緒の濃厚な湖南省で小久保さんがどのように日々の学習、仕事と暮らしを楽しんでいるのか、詳しく聞きました。
最後、四人の子の父親として、小久保さんが次世代を見据えた中日関係に寄せた期待を聞かせてくれました。喜怒哀楽ならぬ、みずみずしさあり、辛さあり、涙あり、ぬくもりありのインタビューでした。
ぜひ最後までお聞きください。(王小燕)
【小久保信義(こくぼ のぶよし)さん】
滋賀県出身
山形大学農学部農学科卒
1994年 滋賀県庁入庁(農業技術職)
1994年~1997年 滋賀県農政水産部 中部地域農業改良普及センター
(作物の技術普及を担当)
1998年~2001年 滋賀県農政水産部 湖北地域農業改良普及センター
(作物の技術普及を担当)
2002年~2007年 滋賀県農政水産部 農業技術振興センター環境部環境保全担当
(土壌肥料試験を担当)
2005年~2007年 労働組合専従
2008年 滋賀県農政水産部 農業経営課環境こだわり農業担当
(環境保全型農業、農産物認証制度、環境直接支払を担当)
2009年~2011年 滋賀県農政水産部 農政課担い手担当
(農業の担い手育成、構造改善事業を担当)
2012年~ 滋賀県経済交流駐在員(湖南省)
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