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羽住英一郎監督
北京オリンピック開幕まであと1ヶ月を切りました。気温が上がりつづけているのと同時に、オリンピックへの期待もどんどん高まっています。映画界でも、現在スポーツフィーバーが巻き起こっています。先月28日には、北京オリンピック組織委員会と中国国家映画・テレビ・ラジオ総局の共催による「第4回北京スポーツ映画祭」が開幕しました。この映画祭では、15カ国・45本のスポーツ映画が上映されます。市内の映画館10館が会場となり、北京ではこれまでで最大規模の映画祭となります。
今回上映される国産映画は合わせて23本あり、いずれも2007年9月以降製作されたものです。中でも、北京五輪のために制作した「築夢2008(夢の2008)」というドキュメンタリー映画は、オープニング作品として注目されています。
また、今回の映画祭とあわせて、6月29日から7月4日にかけて、「2008中日韓スポーツ映画週間」というイベントも行われました。このイベントは、『中日平和友好条約締結30周年』記念、中日青少年友好交流年認定事業にも認定されたものです。こちらでは、羽住英一郎監督の『銀色のシーズン』をはじめ、日本のスポーツ映画3本が上演されました。羽住英一郎監督は昨年、『LIMIT OF LOVE 海猿』という作品で、日本国内で約70億元の興行収入を記録しています。
羽住監督は「日本と中国の若者たちは、音楽やファッションなど流行にとても敏感で、お互いに興味を持っています。映画の面でもこれからもっと交流するべきです。今回のイベントが、互いが分かり合っていくきっかけになればと思います。できれば今後は、中国の方にも見てもらえるようなグローバルな映画を作っていきたいと思います」と話していました。
中国では、日本映画が上映される機会が比較的少ないため、今回の「映画週間」は日本映画ファンにとってうれしいイベントでした。番組では今後も、こういった情報に注目していきたいと思います。
さて、今週の「エンタメ・キューブ」は「新曲特集」です。最近発売された新譜や歌手たちの関連情報を紹介していきます。お楽しみに。