中国ラジオ・映画・テレビ総局による『2008年中国ラジオ・映画・テレビ発展報告書』がこのほど発表されました。この報告書によりますと昨年2007年、中国では合わせて600本以上の映画が作られました。国内市場での興行収入は33億2700万元で、2006年に比べて26.98%増えました。これにより、中国の映画市場は5年連続で20%以上の伸び率を維持したことになります。このほか、中国映画の海外における販売収入は20億2000万元、国内の各映画チャンネルによる放送収入は13億7900万元となりました。以上3つの分野だけで、前年比17.38%以上増の67億2600万元の利益を上げたことになります。
また、昨年公開された作品で特に興行成績が良かったのは、馮小剛(フォン・シャオガン)監督の「集結号(アセンブリー)」やピーター・チャン監督の「投名状」などがあります。今年は、どんな作品が人気を集めるのでしょうか?今年の中国映画界について、番組でも注目したいと思います。
さて、今週の「エンタメ・キューブ」は「アーティスト特集」。最近、約1年半ぶりとなるニューアルバムをリリースした台湾の人気歌手・蕭亞軒(エルバ・シャオ)にスポットを当てます。
今回のアルバムは彼女にとって、レコード会社移籍後初のCDリリースともなりました。タイトルは『三面夏娃(スリー・フェイスド・エルバ)』。その名のとおり、「真摯」で「自主性が高く」、「勇敢な」エルバの3つの顔を表現した1枚、自身が作詞やプロデュースにも参加しています。
後半には「チャイナシアター」のコーナーもあります。今日は、公開中の新作映画、ツイ・ハーク監督の「深海尋人(Missing)」についてご紹介します。お楽しみに!
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