金城武
沖縄出身の父親と台湾人の母親を持つハーフ。高校生の時にスカウトされて清涼飲料のCMに出演。高校卒業後に歌手デビュー。そして、1993年映画界に進出、台湾はもちろん香港でも活躍。その後日本でもCM、TVドラマ、映画出演と大ブレイクしています。
生年月日:1973年10月11日
出身地:台湾
【主な出演映画】
1993年 「現代豪侠傳(ワンダー・ガールズ 東方三侠2) 」
1994年 「重慶森林(恋する惑星) 」
1995年 「新紮師兄追女仔(危険な天使たち) 」「堕落天使(天使の涙) 」
1996年 「冒險王(冒険王) 」
1997年 「神偸謀影(ダウンタウン・シャドー) 」「馬永貞(暗黒街 若き英雄伝説) 」
1998年 「不夜城 」「安娜瑪徳蓮娜(アンナ・マデリーナ) 」
1999年 「心動(君のいた永遠(とき)) 」
2000年 「薫衣草(ラベンダー) 」
2002年 「武者回歸(リターナー) 」
2003年 「向左走、向右走(ターンレフト ターンライト) 」
2004年 「十面埋伏(LOVERS) 」
2005年 「如果.愛(ウィンター・ソング) 」
2007年 「傷城(傷だらけの男たち)」 「投名状 ウォーローズ」
徐静蕾(シュウ・ジンレイ)
中国人女優というと、コン・リーとかチャン・ツィイーが日本でおなじみだと思いますが、これからぜひ注目してほしいのが、徐静蕾です。最初の出演作は、1997年の「愛情麻ラー湯(スパイシー・ラブ・スープ)」です。この作品は日本でも公開されましたが、等身大の普通の女性をサラッと演じていたのが印象的でした。
日本での知名度はまだまだかもしれませんが、中国国内での人気は抜群で、「中国4大女優のひとり」とも言われています。実は、彼女は、チャン・イーモウ監督などを輩出した映画学校の名門「北京電影学院」出身です。映画に対する情熱はひと一倍で、2003年ごろから監督としても活躍しています。はじめは、「清楚な雰囲気の女優」という印象でしたが、監督や歌手に挑戦したり、ここまで多彩な人だとは、正直思っていませんでした。
生年月日:1974年4月16日
出身地:北京市
出身校:北京電影学院
ブログ:http://blog.sina.com.cn/m/xujinglei
【主な出演映画】
『愛情麻辣湯(スパイシーラブスープ)』(1997)
『風雲 雄覇天下(風雲 ストームライダーズ』(1997)
『一夜富貴(仮題:なりあがり)』(1997)
『忽然丈夫』(1999)
『花眼(仮題:めまい)』(2001)
『開往春天的地鉄(仮題:春へ向かう地下鉄)』(2002)
『我愛[イ尓] (仮題:ウォ・アイ・ニー)』(2002)
『我的美麗郷愁(仮題:私のノスタルジア)』(2002)
『我和baba(私とパパ)』(2003)
『最後の恋,初めての恋』(日)(2003)
『双雄(ヒロイック・デュオ)』(2003)
『兄弟(仮題:ブラザー)』(2004)
『一个陌生女人的来信(見知らぬ女からの手紙)』(2005)
『梦想照進現実』(2006)
『傷城(傷だらけの男たち)』『投名状 ウォーローズ』(2007)
【スタッフ】
監督:陳可辛(ピーター・チャン)
1962年生まれ。主な作品に、「君さえいれば 金枝玉葉」「ラヴソング」などがあります。「ラヴソング」は香港映画金像賞で最優秀作品賞など9部門で受賞し、本人も最優秀監督賞を受賞。2006年には「ウィンター・ソング」で第43回台湾金馬賞の最優秀監督賞を受賞。
【主な監督作品】
双城故事(1991)
風塵三侠(1992)
新難兄難弟(月夜の願い)(1993)
金枝玉葉(君さえいれば 金枝玉葉)(1994)
麻麻帆帆(1996)
金枝玉葉2(ボクらはいつも恋してる! 金枝玉葉2)(1996)
甜蜜蜜(ラヴソング)(1997)
The Love Letter(1999)
回家(ゴーイング・ホーム)(2002)
如果・愛(ウインター・ソング)(2005)
投名状 ウォーローズ(2007)
【テーマソング】
アンディ・ラウ/『投名状』
【ストーリー】
『投名状』とは、昔の中国で、ある組織に仲間入りする際に必要な、忠誠を示す証書のようなものです。特に戦乱の時代には、人を殺して、その首を投名状がわりにしていたと言われています。3人が演じるのは、清代末期の激動の時代、義兄弟の契りを結んだ強盗3人組です。兄貴分の男が私欲に駆られてほかの2人を裏切り、それに対し2人は復讐を始めるという男たちの愛憎劇です。
【レビュー】
ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武主演の時代劇アクションもの。中国ではもともと人気の高いジャンルだと思いますが、さらに話題性を高めているのがそのキャスティング。中国だけでなく、世界的にも人気の高い3人が共演するというだけでも贅沢な話で、絶対に見逃せない作品の一つではないかと思います。監督は、香港の陳可辛(ピーター・チャン)。『ラブソング(甜蜜蜜)』や『ウィンター・ソング(如果・愛)』など、繊細なラブストーリーのイメージが強い監督ですが、今回は打って変わって骨太な作品。その迫力のアクションシーンは、ぜひ劇場で確かめたいところです。
ヒロイン役の徐静蕾(シュウ・ジンレイ)は、最近、映画監督としても活躍している知性派で、大陸を代表する女優のひとりです。しかし、これまでは繊細で知的な役柄が多かった彼女、今回は初めて時代劇アクションに挑戦します。今回の作品で、さらに大物女優へとステップアップしたと言われています。彼女の演技にもご注目ください。
(編集:ミン亦氷) 1 2
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