【プロフィール】
本名、張庭竹。4歳からピアノやバイオリンを習い始めるなど、小さい頃からずっと音楽に親しんでいました。その後はポップス音楽に興味を持つようになり、大学時代はギターやドラムなどを習いました。在学中バンドを結成しましたが、自分の音楽面での知識不足に気が付き、アメリカへ音楽留学に行きました。帰国後の2006年、ついに歌手デビューを果たしました。アルバムでは、作詞・作曲・編曲・プロデュースまで全部自分で手がけました。
デビューにまつわる話について、本人はこう語っています。
「小さい頃から音楽が好きで、ずっとピアノの教師になろうとしていました。でも、実際になってみると、この仕事は自分に向いていないことに気づいたのです。なぜなら、子供たちに音楽を教えるのも楽しいけれども、私はやはり、自分の作った音楽をより多くの人たちに聞いてもらいたい、自分の個性を音楽で表したいと思ったからです。だから、今のレコード会社と契約を結びました」(庭竹)
【お勧めの曲】
『雨声(雨の音)』:
この曲のメロディーの一部は、張雨生(まだ31歳という若さで1997年に交通事故でなくなった台湾の有名ミュージシャン)の『再見女郎(さらば、いとおしい君)』のイントロ部分を使っています。この曲は、彼女のアイドルである張雨生に捧げた一曲です。
「ある日、私が何気なくギターを弾いていると、その音がなんと雨に似ていると感じました。「雨の音」・・・雨の日に生まれた張雨生にふさわしいタイトルだと思って、彼に捧げる曲として完成させたのです。張雨生は、常に自分の音楽に対し誠実でありたいと言っていました。この言葉は私に、大きな影響を残しました。これから、私も彼のような人間になりたいです」(庭竹)
『夢想列車(夢の列車)』:
「この曲は、私が大学を卒業した直後に作った一曲です。そのときは、非常に迷っていました。これからの進路・・・音楽の道を堅持していくべきなのかどうかと。でも、人生は列車のようで、その終点は『夢』だと私はいつも思っています。いつ、その『夢』に辿りつけるかは誰も分かりません。だから、途中で降りる人がたくさんいます。でも、私は、頑張ってきました。頑張っていけば、必ず夢の場所にたどり着く日が来ます。だから、皆さんもぜひ、自分の夢をあきらめないでください」(庭竹)
【曲目】
1.『喜歓[イ尓](あなたが好き)』
2.『小女子(小さな女の子)』
3.『現在的[イ尓](今のあなた)』
4.『雨声(雨の音)』
5.『負荷』
6.『距離』
7.『騙自己(自分を騙す)』
8.『放縦(羽目をはずす)』
9.『夢想列車(夢の列車)』
10.『凭什麼(何でだろう)』
11.『負荷(acoustic version)』
12.『遠方的祝福(遠い場所への祈り)』
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