李連傑(ジェット・リー)・劉徳華(アンディ・ラウ)・金城武など豪華な俳優陣を起用した歴史大作『刺馬(ブラッド・ブラザース)』のタイトルが、『投名状』に変わったことが、このほど明らかになりました。
『投名状』とは、昔の中国における忠誠のシンボルで、ある党に所属する際に必要な、忠誠を示す証書のようなものです。陳可辛(ピーター・チャン)監督は、「義兄弟の契りを結んだ3人の主人公が、激動の時代を乗り越えていくストーリーに一番ふさわしいタイトルじゃないか」と語っています。
去年末にクランクインした同作はメディアからの注目を集めていますが、これまでは邵氏兄弟有限公司(ショウ・ブラザーズ)が出品した『刺馬』のリメイク版だと紹介されていました。しかし、陳可辛(ピーター・チャン)監督は、「歴史の的題材や伝奇小説をモチーフにした作品でも、作者は自分の理解で自由にストーリーを作ることができる。今回の作品は、小説の原作に基づきながらも、ストーリーをより充実させようと思う。『投名状』は、きっと『刺馬』とは全く違う作品となるだろう」と語りました。
また、大陸の実力派女優・徐静蕾が『投名状』のヒロインを務めることも、もう一つの見所となっています。投資総額は4000万ドル、豪華な俳優陣、そして、大きなスケール。反戦をテーマとした注目の新作『投名状』、今年絶対見逃せない作品です。同作は、年末に公開される予定だということです。
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