【ストーリー】
戦国時代の物語。
趙という国が、燕という国へ攻め込もうと考えていました。それには、まず、趙と燕の間にある梁という国を滅ばさなければなりませんでした。趙は10万人の大軍を率いて、人口たった4000人の梁へ攻め入ろうとしました。梁の国王は、城を守る術に優れている墨家(ぼくか)に救いを求めました。やってきたのは革離という男でした。革離は、奇策をもって梁を救っていきます…
【レビュー】
中日韓三カ国合作の、歴史大作『墨攻』。原作が日本の小説、監督・俳優が中国と韓国という、おもしろいパターンの合作映画です。
原作は、日本の酒見賢一さんが書いた、戦国時代の中国を舞台とした歴史小説です。小説を原作とした森秀樹さんの漫画バージョンもありますから、日本の皆さんにはおなじみの作品かもしれません。2007年2月には日本でも公開されます。
香港のスーパースター、アンディー・ラウのほかにも、大陸から、王志文(ワン・チーウェン)や范冰冰(ファン・ピンピン)といった人気俳優が参加していますし、台湾からは、呉奇隆(ニッキー・ウー)や午馬(ウー・マ)、さらに韓国からは、アン・ソンギ、チェ・シウォンなども出演しています。両国の俳優たちの演技合戦も見所じゃないかと思います。
(編集:コオリ・ミン) 1 2 3
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