レコード会社『海蝶音楽』に移籍した「ラブソングの王子」張信哲（ジェフ・チャン）は8日、ニューアルバム『做[イ尓]的男人（君の恋人になる）』をアジア全域で同時リリースしました。現在、音楽市場が低迷する中、このアルバムは、好調な売れ行きを見せています。台湾の権威あるヒットチャート「5大レコードチャート」によりますと、『做[イ尓]的男人』はリリース2週目にして、周傑倫（ジェイ・チョウ）ニューアルバム『依然範特西（やっぱりファンタジー）』に次ぐ上位にランクされているということです。

　台湾での売れ行きは好調なものの、アジア全域での成績を評価する場合、大陸での売れ行きを重視しなければなりません。これについて、「海蝶音楽」の関係者は、「『做[イ尓]的男人』がリリースされて1週間にも立たないうちに、多くの販売業者から追加注文を受けた。大陸のファンたちが争って買っているため、一部の省では販売開始前に、既に注文を追加していた。これは、ここ数年の音楽市場で、非常に珍しいことだ」と明らかにしました。

　好調な売れ行きにより、張信哲も人気急上昇中。台湾のバラエティー番組も、次々と張信哲に出演オファーを出しています。プロモーション活動も大陸に重点を置いており、9月下旬には大陸で大型ツアーを行う予定です。このため、彼のスケジュールも非常に忙しくなっているようです。

　現在、張信哲は、既に台湾での活動を終え、18日には香港に到着し、まもなく行われる香港コンサートと大陸ツアーの準備に取り組むことになります。