台湾の新人3人組「元気(ジー・ボーイズ)」
<メンバー> 李岳(ダニエル)、建宏(ジョーン)、肯尼斯(ケネス)
今年3月、ファーストアルバム「元気」をリリース、鮮烈なデビューを果たしました。CDのジャケット写真を見て、日本のw-inds.のイメージと似ているかと思います。メンバーは、李岳(ダニエル)、建宏(ジョーン)、肯尼斯(ケネス)の3人。実はこの3人、グループ結成前から、それぞれ芸能界で活躍していました。李岳(ダニエル)は、子供番組のパーソナリティーだった経歴を持っていますし、ほかの2人も人気ドラマに出演したことがあります。もともと、建宏(ジョーン)が歌手志望で、台湾のドラマ『ピンポン』に出演したとき、肯尼斯(ケネス)に出会って意気投合。そして、2人でデビューしようと、レコード会社に売り込んだのですが、プロデューサーに「3人のほうがいい」と言われました。そのとき、たまたま、子供番組の司会をやっていた李岳(ダニエル)に出会い、3人組を結成することになりました。グループ名は、インターネット上でファンから公募して決めたそうです。陽気で前向きなところが、3人のイメージによく合っているなと思います。
デビュー前から芸能界で活躍していた彼ら、まさに満を持してのデビューというかんじです。3月にデビューしたばかりですが、あちこちでプロモーションやライブを行っています。先日は、日本でのライブも成功させています。来日の感想について、「この前、日本の大阪でライブをやってきた。最高だった。ブログを作ってくれている日本人のファンもいたよ。日本のファンの皆さんの礼儀正しいところが一番印象的だった。ライブのときも、ちゃんとついてきてくれて、本当にいい感じだった」と語っていました。これからは日本だけでなく、中国大陸やシンガポールなど、たくさんのファンたちに歌を届けていきたいと話していました。
<アルバムお勧め曲>
1、「元気」:アップテンポなナンバー。テレビゲームとのタイアップ曲。
2、「没有人可以叫ニ宝貝(君のことをベイビーと呼べる人はいないよ)」:台湾の人気ドラマのエンディングテーマとしてオンエア中のバラード。作曲作詞には、台湾の有名なミュージシャン・林利南と陳秀男を迎えています。
3、「風中少林(風の中の少林寺カンフー)」:非常に中国っぽいナンバー。
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