山梨は日本で最も有名な水晶の産地の一つでもあります。1000年前に山梨の甲府地域で水晶の原石が発見されて以降、水晶加工業も次第に発展してきました。河野道一さんは水晶の研磨彫刻では日本国内屈指の名工です。名を慕って河野さんの工房を訪れるお客さんも少なくありません。
原石切断、欠けこみ、粗ずり、仕上げずりなどの工程を通じ、美しい芸術品が誕生しました。
山梨の宝石・貴金属加工業は世界でも高いレベルを誇っています。現在は、専門ソフトやグラフィック技術がどんどん開発されているため、お客さんはより分かりやすく製造工程を見学することが出来ます。
山梨の宝石・貴金属加工業は世界でも高いレベルを誇っています。現在は、専門ソフトやグラフィック技術がどんどん開発されているため、お客さんはより分かりやすく製造工程を見学することが出来ます。
ゴム型:原型をゴムで固めて、メスで原型を取り出します。その後、ゴムの中に原型と同じ空間が出来ます。製品ごとに、それぞれ違うゴム型が必要です。
ワックス制作:ゴムの中に出来た原型の形をした空間に、溶かしたワックスを注入します。受注数と同じ数のワックス型を作ります。
ツリー制作:ワックスを一本の芯を中心に木の枝のようにまとめ上げ、ワックスツリーを作ります。
埋没:ワックスツリーをフラスコにいれ、石膏を流し込み乾燥させます。
脱ろう:電気炉で700~900℃位に昇温させることで、石膏の中のワックスは熱により消滅し、中にツリーの形の空洞が出来ます。
鋳造:ここで初めてワックスがK18やプラチナに置き換わり鋳造されます。
仕上げ:鋳造された素材をツリーから切り離し、製品の形に丁寧に磨きます。
石留め:最後に、磨いた製品に石留めして完成です。
こういった複雑な工程により、ぴかぴかのジュエリー製品が出来上がりました。
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